おめでたい時はおめでたいお茶を!
お正月はおせち料理と、縁起が良くめでたい『玉露園のこんぶ茶』でお祝いしました。
こんぶは「よろこんぶ」として昔からお祝いの席に欠かせないもの。おせち料理にも昆布巻きなどで使われていますよね。←ってか、これってダジャレやんね?笑
そのこんぶを使った「こんぶ茶」もまた、縁起の良い飲み物として重宝されています。
戦国武将のラッキーアイテム
こんぶ茶のもととなる昆布は、昔から「よろこんぶ」などとして、おめでたい席には欠かせないもの。
また、室町時代には武将が出陣する時に、1に打あわび、2に勝ち栗、3に昆布、で、「打ち勝ちよろこぶ」の語呂合わせとなり、戦乱の武将たちにとってもっとも大切なラッキーアイテムだったとされています。
*勝ち栗とは、干して臼で軽くつき、殻と渋皮を取りのぞいたもの。臼でつく「かつ」を「勝つ」にかけている。
また江戸時代には一般にも広まり、昆布の繁殖力の強さから、よい子が授かりますようにとして結納の席にも使われるようになりました。昆布には食物繊維やカルシウムなど、妊婦さんにとって必要な栄養が含まれているため、栄養的にもぴったりだったようですね。
現代ではお見合いや婚礼の席などで、その場だけを取り繕う「お茶を濁す」という言葉を避けるために、お茶ではなくこんぶ茶を出すことがあります。
昔から今までずっと、「縁起の良いおめでたいもの」として使われてきた昆布。1年のスタートとなるお正月に飲むものとして、こんぶ茶もぴったりですね。
こんぶ茶の意外な効果
めでたいだけでなく、こんぶ茶には意外な効用があるってご存知でしょうか。
いま、こんぶ茶がドライマウスに効果的であるとして、メディアなどでも話題になっています。
「ドライマウス」とは口の中の唾液が減って口の中が渇く症状で、味覚障害や口臭の原因にもなるもの。加齢とともにドライマウスに悩む人も増え、ドライマウスの人は約800万人にもなるんだとか。
こんぶ茶に豊富に含まれるグルタミン酸などの「うまみ成分」が味覚を刺激して唾液を分泌させるということを、東北大学の教授が考案して注目を集めています。
レモンや梅干しといった「酸味」が唾液を分泌させることはよく知られていますが、「うまみ成分」の方が「酸味」より唾液が分泌される時間が長く続くため効果が高いんだそうですよ。
酸っぱいので唾液が出るのは感覚的にもわかるのですが、うまみで唾液が出るなんてちょっと不思議・・・
でもうまみなら酸っぱいのが苦手な方でも大丈夫なので、大勢の方に受け入れやすいのかなと思います。
ドライマウスの方はこんぶ茶を飲む!!
とても簡単なドライマウス改善方法。お年寄りの方にもおすすめです。
玉露園のこんぶ茶
今回使っているのは創業100周年の『玉露園のこんぶ茶』
濃さも自由自在。使い勝手のよい顆粒タイプのこんぶ茶です。
原材料:食塩・砂糖・昆布・調味料(アミノ酸等)・デキストリン・コーラルカルシウム
ほんのりとしたこんぶの香り(とろろ昆布みたいな香りがする!by長男)、お茶といっても味付けのお茶になりますが、私は薄めで飲むのが好き。薄めで入れると、お料理の味も邪魔しませんし。
おせち料理との相性もばっちりです。
珍味の「あわび」、栗きんとんの「栗」(←臼でついたことにする。笑)、こんぶ茶の「こんぶ」
受験にも「打ち勝ち喜ぶ」!!長男よ、どうだ!!!
金粉でも浮いていればもっとめでたいのかしらね?
こんぶ茶として飲むだけじゃなく、浅漬けやパスタなど、お料理の隠し味(和風出汁として)で使うこともできます。お鍋や湯豆腐にもぱっとふり入れると風味がよくなっておいしいですよ。これからだと七草がゆに入れるのもおすすめ。
お徳用スタンドパックなので、お茶として飲むだけではなくじゃんじゃん使えて助かります。
玉露園 こんぶ茶 | ||||
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コメント
昆布茶。
そう言えば最近全然食してませんでした。
ちょっとの休憩にいいかも。
うちまるさん
こんにちは^^
昆布茶はおいしいだけじゃなく、健康効果もあるんですね。
お湯に溶かすだけだし、ゴミも出ないし、楽チンなのも助かります^^