さつま芋の天ぷらはどうやって作っていますか?
薄くスライスして揚げるのが一般的ですが、
わが家のいも天はちょっと違います。
なんと厚さは5センチ以上。
なのに、柔らかくて激甘!
まるでスイーツ!?ってくらい甘く仕上がる
絶品いも天です。
とても簡単ですが、抑えたいポイントは2つ。
では詳しくご紹介しますね。
激甘さつま芋の天ぷらの作り方
材料
- さつま芋
- てんぷら粉
- 水
作り方
- 低温で下茹でをする
- 衣をつける
- 低温で揚げる
さつま芋は皮をむき、
ごろっと大きめに切って
(ここでは丸ごとでも大丈夫)
水から茹でていきます。
この時、沸騰するまで温度を上げないこと。
少し気泡が出てきたら、
火を最低限まで弱めて
10~15分茹でます。
火を通すわけではないので、
熱めのお風呂に入れてるって
くらいの感覚でOK。
火を止めたら、
さらに15分ほどそのまま放置しておきます。
下茹でが終わったら
(ここで切ってもよい)
てんぷら粉を水で溶いたものに絡め、
低温の油で揚げます。
わが家のIHコンロでは
揚げ物の最低温度が140度でした。
ガスの場合も弱火でね。
たまに転がしながら
15~20分揚げていきましょう。
低温でじっくりじっくり揚げるのがポイント。
きつね色になり、
竹串やお箸がスッと通れば完成です。
お塩をパラリとふって、
「いただきまーす!!」
外側はカリカリ。
中はめちゃめちゃ甘い!!!
さつま芋によってねっとりだったり
ほくほくだったり、
でもとにかくスイーツ並みに甘く仕上がります。
さつま芋の天ぷらを甘くするコツ
さつま芋のでん粉は火を通すことで
糖に変化し、甘くなっていきます。
糖に変化する酵素(βアミラーゼ)は
70度ほどで最も働くため、
この温度を長くキープするのが
甘く仕上げるコツ。
でも、70度では柔らかくはなりません。
おいしく食べられる柔らかさにするためには
140度~160度くらいの温度が必要。
というわけで、
下茹でと低温揚げのダブル調理が最適なんです。
下茹でで甘みを最大限まで増やし
低温揚げで柔らかく仕上げる。
これは安納芋で作ったのでねっとり系。
種類によってはほくほくに仕上がりますよ。
「お菓子みてーじゃな!」
「めっちゃうめーがーん!」
ね?
さつま芋ってより、
スイートポテトの天ぷらみたいだよねー!
「は?なんでわざわざ英語で言い換えた!?」
「結局さつま芋の天ぷらってことじゃがーん!笑」
違うよ。
お菓子のスイートポテトみたいだね、
って言いたかったんだよ。分かってよ。
なんにせよ、子どもたちにも大好評。
時間をかけて作っても、
一瞬で食べきってしまわれますが。笑
絶品!甘いいも天のまとめ
ごろっとした分厚いいも天を
甘くおいしく作るコツは下茹でと低温。
2つのポイントを抑えることで
激甘のいも天のできあがり。
時間はかかりますが
手間はさほどかかりませんので
ぜひ試してみてくださいね。
▼スイートポテトはレンジで簡単に作ってます。
コメント
低温で下茹で!
これは他にも応用できそう!
鹿児島の名菓は下茹でしてるかも。
うちまるさん
こんにちは^^
とりあえず茹でて甘みを上げて、
それからいろいろ応用するのもいいですねー♪