2018年のクリスマスケーキは、ふわふわのシフォンケーキ。
毎年恒例のクリスマスケーキは、ブッシュドノエルなのですが、今年はシフォンケーキ(パパのリクエスト)
ということで、久しぶりのシフォンケーキ作り。
栗原はるみさんのレシピを元に、ベーキングパウダー無しのレシピにしました。
栗原はるみさんのシフォンケーキレシピ
栗原はるみさんのレシピにはベーキングパウダーが入っていますが、今回のレシピではベーキングパウダーは使っていません。
シフォンケーキの材料
(直径21センチのシフォン型1台分)
卵・・・大6個
砂糖・・・130g
サラダ油・・・1/3カップ
水・・・1/3カップ
薄力粉・・・120g
塩・・・少々
*ベーキングパウダー・・・小さじ2
(今回は使っていませんが、使ってもOK)
シフォンケーキの作り方
1.卵は卵黄と卵白に分け、卵黄に砂糖の半分を入れて、泡だて器でよく混ぜます。
2.サラダ油と水も加えて、さらに混ぜます。
3.薄力粉と塩(ベーキングパウダーもここで加える)を合わせてふるい入れます。
4.粉っぽさがなくなり、生地がなめらかになるまで混ぜ合わせます。
5.別の大きめのボウルに卵白を入れて軽く泡立て、残りの砂糖を加えます。
6.さらに泡立て、持ち上げても落ちてこないくらいのメレンゲを作ります。
7.卵黄のボウルに、泡立てた卵白の1/3を加え、泡だて器でまぜあわせます。
8.さらに残りのメレンゲを加え(卵黄の方をメレンゲのボウルに入れてもOK)、へらでさっくりと手早くまぜあわせます。
9.シフォン型に流し入れ、竹串かお箸でぐるぐる混ぜて気泡を抜きます。
10.170度に予熱したオーブンで、40~45分焼き、焼きあがったらコップの上などに逆さまにして冷まします。
11.完全にさめたら、型の周囲と筒の部分にナイフをさしこんで、ていねいに切り離し、最後に底の部分をはがせばできあがり。
ベーキングパウダーは入ってませんが、卵白をしっかり泡立てると、ふわっふわの仕上がりになりますよ。
大きな気泡も無し!
ばっちり!!
シフォンケーキを失敗しない5つのポイント
【コツ】泡立て
シフォンケーキの成功は、とにかく卵白の泡立てにかかっています。
油気、水気のないボウルで、角が立つまで泡立てること。
ポイントは、パサパサになるまで泡立てるのではなく、角がやっと立つかな?くらいの滑らかなメレンゲにすること。
泡立てすぎると、固いスポンジになります。
絹のような滑らかなメレンゲにしてくださいね。
またメレンゲは油分と混ぜると、どんどん消えていきます。
サラダ油の入った卵黄生地と混ぜ合わせるときは、時間をかけないことも大切です。
【コツ】下準備なし
シフォンケーキは型になにも塗りません。
これもポイントでして、生地が型の側面にへばりつきながら立ち上がってくようになっています。
ここにシートとか敷いちゃうと、せっかく膨らんだものがするする滑って沈んじゃう・・・ってことになりますので、型にはなにもしないでくださいね。
下準備なしだから、楽チンよ。笑
【コツ】気泡を消す
もう1つの失敗は、大きな気泡ができてしまうことかな。
これは型に入れた後、お箸を底までさしこみ、ぐるぐると全体を混ぜることで防げます。
最後に底を2回ほど打ちつければ完璧!
【コツ】オーブン予熱
生地ができたらすぐに焼けるよう、オーブンは前もって温めておきましょう。
せっかく温めておいても、扉を開けてもたもたしていたら温度が下がってしまいます。
片手で天板が持てないな、とか、もたもたするなというときは、10度ほど高め予熱するのもおすすめです。
生地を入れてから、また下げてくださいね。
オーブンに入れてスイッチを押したら、できあがるまで絶対に扉を開けないこと。
開けたらしぼみます。
もう2度と膨らまないので、要注意。
【コツ】冷まし方
シフォンケーキは高さがある、とても柔らかいスポンジです。
焼いた後逆さまにすることで、生地が沈みこまず、均一の仕上がりになりますので、必ず逆さまにした状態で冷ましてくださいね。
まんなかの筒部分のところに、コップの底を当てるようにするといいですよ。
シフォンケーキのレシピについて
シフォンケーキには本当にたくさんのレシピがあります。
ベーキングパウダーを使うものと使わないもの。
卵黄と卵白の数が違うもの。
粉が少ないもの。などなど。
仕上がりの好みなどで使い分けてくださいね。
シフォンケーキにベーキングパウダーを入れる?入れない?
パウンドケーキやクッキーなどお菓子でよく使われる「ベーキングパウダー」
加熱によってふくらむため、ケーキなどをふわっと仕上げるために使います。
シフォンケーキにもベーキングパウダーを使うレシピがあり、ケーキのふくらみを助ける効果があります。
卵白だけの力で膨らませる必要がないため、失敗しにくいといえますね。
ただ、卵白を正しく泡立てれば、シフォンケーキはきちんとふくらみます。
これさえ守れば、ベーキングパウダー無しでもふわふわになりますよ。
また、ベーキングパウダー無しの方が、やわらかなシフォンケーキになります。
口に入れると「しゅわん!」と溶ける感じね。
●ベーキングパウダー有りがおすすめ
- コシのあるしっかりとしたシフォンケーキが好きな方
- 泡立てに不安がある方
●ベーキングパウダー無しがおすすめ
- くちどけの良いシフォンケーキが好きな方
- 添加物が気になる方
ちなみに、私はこだわりがあってベーキングパウダー無しにしたわけではありません。
久しぶりに作るシフォンケーキだったので、ベーキングパウダーを入れて確実に膨らませよう!と思ったのですが、買い置きがなかった・・・笑
ま、卵白さえきちんと泡立てれば、膨らまないって心配は無用ですけどね。
卵白と卵黄の数は同じ?違う?
特にベーキングパウダーを使わないレシピの場合、卵白を多く使う場合があります。
もちろん卵白が多い方がふくらみますので、卵白の力でしっかりふくらまそうってこと。
これまた、大した違いはありません。
卵白が多い方があっさりとしたシフォンケーキになるかな?くらい。
ベーキングパウダーは入れずに、でも失敗したくないってときは、卵白を1個多くしてもいいと思います。
私は全卵使い切りたいので、いつも同じ数にしていますが。
薄力粉の量
砂糖と薄力粉がだいたい同量のレシピです。
お店などで紹介しているシフォンケーキのレシピだと、薄力粉がもう少し少ないレシピもあります。
粉が少ない方が、より柔らかい溶けるようなシフォンケーキになりますので、1割くらい減らしてもいいかな?
ただし粉が少ないと、膨らむのも難しくなりますので、おうちで作るなら「ちょっと減らす」くらいがおすすめです。
シフォンケーキと丸焼きでクリスマスパーティー
恒例の鶏の丸焼きとシフォンケーキで「Merry Christmas!!」
今年は長男不在でしたが、おかげで(!?笑)鶏の丸焼きもおなかいっぱい食べられて、楽しいクリスマスでした。
もちろん長男にも、ケーキは残しておいてあげたよー。
シフォンケーキってデコレーションが難しい・・・
あの大きさに綺麗に生クリームを塗る自信がなかったので、切り込みを入れて生クリームといちごをはさんでみました。
残り物感はなくなったでしょ?わはは
21センチ型で作ったシフォンケーキも、あっという間に完食!
久しぶりに作ったシフォンケーキ。
みんなが喜んでくれたからね。またハマりそうです。笑
▼ブッシュドノエルもよく作ります
コメント
ベーキングパウダーなしで!
これは参考になりました。
うちまるさん
こんばんは^^
ベーキングパウダー無しのレシピでも、
ふっくらとしたシフォンケーキができます。
材料も1つ少なくていいですよね。笑