『ヨーグルティア』はヨーグルトはもちろん、甘酒、塩麹、発芽玄米作りに大活躍のヨーグルトメーカー。
温度設定&時間せっての幅が広く、25~65℃まで温度設定ができるため、低温で発酵するカスピ海ヨーグルトから、40度くらいで発酵する市販のヨーグルトなど、いろんな種類のヨーグルトを失敗なく作れるとして人気なんです。
また、60度と高い温度が必要な甘酒作りにまで使えますし、タイマーも48時間までついているので、1日かけて発酵させるような天然酵母の発酵でも大丈夫。
まさに、発酵なら何でもおまかせ!な優れものです。

この記事では、温泉卵・甘酒・塩麹・発芽玄米・ローストビーフの作り方をご紹介していきますね。
ヨーグルティアの特徴
私が購入したのは、ヨーグルティアのスターターセット。
・本体
・内容器2つ(ふたが白&青)
・スプーン
・レシピ集
使い方はとっても簡単。
内容器に水を1センチくらい入れて1分半チン!して殺菌し、発酵させたい中身を入れて、温度&タイマーをセットするだけ。。。
原始的といえば原始的な機械です。
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ヨーグルティアを使ったヨーグルトの作り方
まずは一般的なヨーグルトの作り方です。
1.内容器に水を1センチくらい入れて1分半チン!して殺菌します。
2.牛乳を少し入れ、ヨーグルトを入れてよく混ぜます。
3.牛乳をすべて入れ、よく混ぜたら蓋をして、容器にセット。時間と温度を設定してスイッチオン!でおしまい。





ちなみに、わが家はR1なので、42度で7時間の設定です。
また、内容器が2つついているので、ヨーグルトを作ったらそのまま冷蔵保存。
その間に、なにか別のものも作れて、とても便利です。
ヨーグルティアを使った温泉卵の作り方
温泉卵に最適の温度って?
温泉卵とは普通の半熟ゆで卵とは違い、卵黄よりも卵白のほうが柔らかいのが特徴。
卵黄と卵白の固まる温度の違いを利用して作られた卵です。
卵黄の固まる温度:約70度弱
卵白の固まる温度:約80度
つまり卵黄は固まるけど、卵白は固まらないくらいの温度(65~68度)のお湯につけておくことが大切。
というわけで温度調節が難しく、なかなか上手に家で手作りすることができません。
でもヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」なら大丈夫!
温度設定がヨーグルトに最適な温度(40度付近)だけでなく、65度まであるので温泉卵作りにもぴったりなんです。
ヨーグルティアを使った温泉卵のレシピ
1.容器に卵を入れ、熱めのお湯を入れます。
沸騰したお湯と水が6:4くらいがベスト。
もちろんお水でもいいんだけど、65度になるまでにかなり時間がかかってしまいますので、熱めのお湯でスタートするのがおすすめです。
触って熱いと感じるくらい。





65度を超してしまうとただのゆで卵になってしまうので、気を付けてくださいね。
2.内蓋、外蓋ともしめて、65度で1~2時間。
卵が室温&最初のお湯の温度がよければ1時間もしなくて完成します。
でも冷蔵庫から出したてだったり、お湯の温度が低いと2時間くらいしたほうが安心かな。
65度以上にはならないので、長く漬けていてもゆで卵になっちゃう心配はありません。
できあがったら、お椀に割り入れ、めんつゆや白だしをかけていただきます。
白身はとろとろ、黄身は半熟に固まっています。
1~2時間ほどでできるので、わたしだけ早起きしたときは、起きてすぐセット。
すると、子供たちが朝ごはんを食べるころにはできあがりです。
「温泉卵じゃ!」
「あったけーで!?」
「この温泉卵、あったけーが!」
できたてほやほや、温かい温泉卵にびっくりする子どもたち。
ほら、市販の温泉卵は冷蔵で売られてますし、旅館などで食べる温泉卵も冷たい温かいできたての温泉卵を食べるのは初めてなんです。
半熟のゆで卵とも違う、このとろとろ感に大喜び!
卵さえあれば、できる温泉卵。
少しごちそう感もありますし、朝に出すと喜ばれますよ。
ヨーグルティアを使った甘酒の作り方
栄養満点で、「飲む点滴」とも言われる米麹甘酒。
温度管理が難しいと言われる甘酒も、ヨーグルティアを使えば失敗知らず!
甘酒のレシピ(公式)
ヨーグルティアのレシピ集に載っていたレシピはこちら。
1.お米(1合)を400mlの水で炊きます。(2合の目盛りまで水を入れるとOK)
2.消毒した内容器にご飯と水(200ml)を入れ、米麹(乾燥200g)を入れてよく混ぜます。
3.内ぶたをはめ、ネジぶたをしっかり閉めたら本体に入れて外ぶたを乗せます。
4.温度を60度、タイマーを6~10時間にセットしてスタート!
甘酒のレシピ(わが家の簡単版)
もちろんこれでベストなできあがりなのですが、わざわざ多めの水で別にご飯を炊くのが面倒で、残りご飯でできないかな?と簡単に作ってみたレシピがこちらです。
ご飯:水:米麹=1:1:1
作り方はほぼ一緒です。
ご飯と水をチンして冷ましているうちに、少しふやけた状態になるので、そこに米麹を入れてマゼマゼ。
60度以上になると麹菌は死んでしまいます。
なので、熱いご飯とお水が人肌まで冷めてから麹を加えるようにしてくださいね。
あとは同様にしてスイッチオンで完成です。
お米の形が崩れて、トロトロしてたらできあがり。
甘い!
お砂糖なしで、ここまで甘くなるんだなぁ。麹のチカラ、自然のチカラってすごいなぁと毎回感動する甘さです。
もち米で作るとさらに甘くなるんだそう。
飲むときにお好みで薄めて温めて、生姜を添えるのもおすすめです。
麹がまだ生きていますので、発酵がこれ以上進まないように冷蔵庫で保存しましょう。
ヨーグルティアを使った塩麹の作り方
食材のうまみを引き出してくれる魔法の調味料として話題の「塩麹」
温度や時間管理の幅が広く、発酵なら何でもOK!の発酵マシーン「ヨーグルティア」なら、室温なら数週間かかる塩麹も、ヨーグルティアを使えばたった6時間で完成です。
ヨーグルティアを使った塩麹レシピ
【塩麹のレシピ】←レシピ集に載ってたもの
- 乾燥米麹(200g)
- 水(250~300ml)
- 塩(60g)
消毒した内容器にすべて入れてよく混ぜ、60度で6時間。
夜にスイッチオン!
朝起きたらもう完成していました。
塩麹のつぶつぶが気になるので、わが家はミキサーにかけてなめらか塩麹にしています。
材料とのなじみもよく、使いやすいですよ。
塩麹を使ったレシピ
素材のうまみをものすごーくアップしてくれる塩麹はまさに魔法の調味料。
お肉でもお魚でも買ってきたらとりあえず塩麹!!
これだけで、焼いただけ、煮ただけのお肉も数段ランクアップしますよ。
子どもたちもお気に入りのメニュー「塩麹鶏のグリル」
買うとちょっとお高い塩麹も、手作りするとたくさんできて助かってます。
ヨーグルティアを使った発芽玄米の作り方
今回は発酵ではなく、発芽。
室温だとなかなかうまく発芽しない玄米も、12時間で発芽玄米になりました。
ヨーグルティアで発芽玄米
1.玄米はさっと洗っておきます。
2.滅菌した容器に玄米とかぶるくらいの水を加え、取っ手のついたふただけを閉めます。最後にかぶせるふたも無し。
3.本体にセットし、30度で12時間。
空気がないとうまく発芽しないので、内蓋も外蓋もない状態で使います。
(上の画像の状態でスイッチオン!ね)
夜セットすると、朝には完成!
分かりますか?
えっとね、よーく見ると。。。ほら!
発芽してるー!!
ピョコっと小さな芽が出ているのもあれば、ぷっくり膨らんで今にも何か出てきそうってのもありました。
明らかに玄米の状態とは違います。
かわいい。。。
発芽玄米の炊き方(圧力鍋)
玄米は普段圧力鍋で炊くので、発芽玄米も圧力鍋で炊いてみました。
通常だと15分圧力をかけるのですが、発芽玄米は発芽で柔らかくなっているため1分の加熱でOKです。
蒸気が出てからたった1分圧力をかけただけで、ふっくら炊き上がりました。
ちょっとプチプチした食感。モソモソせず、とても食べやすいですね。
「あ、これやったら全然ヘーキ」byパパ
もそもそする食感が苦手でいつもは玄米を食べない主人も、フツーにばくばく食べてましたので。
ヨーグルティアを使ったローストビーフの作り方
温度管理の難しいローストビーフも、ヨーグルティアを使えば超簡単!
オーブン無し。誰でも失敗知らずでできるレシピです。
ヨーグルティアを使ったローストビーフレシピ
1.牛かたまり肉に塩コショウをたっぷりめにすり込み、室温に30分ほど置いておく。
2.油をひいたフライパンですべての面を焼き付ける。
30秒から1分ずつくらいでOK。
火を通す必要はありません。
3.ラップで2重に巻き、ビニール袋に入れる。
4.ヨーグルティアにぬるま湯と肉を入れ、内ぶたと外ぶたをする。
5.本体にセットし、60度で1時間加熱したらできあがり。
何もしなくていいです。
これ以上温度は上がりも下がりもしませんので、放置でね。
6.粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、薄く切って盛り付け、お好みのソースをかけてどうぞ。





わが家は「しょうゆ:みりん:酒=2:1:1」におろしにんにくを加えたものを少し煮詰めて使っています。
柔らかいローストビーフを作るポイント
脂分の少ない赤身のお肉を、柔らかくジューシーに仕上げるためのポイントです。
- 室温に戻す
- 強火で焼く
- お湯からスタートする
- 冷やしてから切る
まず、中まできちんと温度を上げるため、室温に戻した状態で調理を始めましょう。
冷蔵庫から出したてだと、中が冷たすぎて、熱が上がりきらない可能性があります。
次は焼きすぎないこと。
表面を殺菌したいのと、おいしそうな焼き色をつけるために、強火でジャーッ!!と焼いてくださいね。
ヨーグルティアに入れるときですが、水を入れてしまうと、温度が上がるまでに時間がかかります。
指を入れて「あつっ」っていうくらい、50度以上の温度でスタートするのがいいかと思います。
水からの場合は、2時間くらいした方が安心です。
できたローストビーフはすぐに食べたくなりますが、まだ肉汁が安定してませんので、お湯から出して、粗熱を取ってから切りましょう。
冷蔵庫で冷やしてから切ると、薄く切ることができますよ。
【まとめ】ヨーグルティアを使うと失敗知らずで簡単!
ヨーグルトに始まり、温泉卵や甘酒。塩麴でご飯を作り、発芽玄米も一緒にいただく。
パーティーはローストビーフで決まり!とわが家の食卓はヨーグルティアに支えられています。
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コメント
こんにちは^^
ヨーグルトもできて温泉卵も出来ちゃうなんて万能マシーンだね!
一台あると便利だね。
欲しくなります^^
今週もよろしくね♪
Mck@auさん
こんにちは^^
温度の幅が広いので、
ヨーグルトはもちろん、発芽玄米や温泉卵もできるんです。
大活躍してくれてます♪
今週もよろしくお願いしまーす!
温玉が出来るのかぁ~
最近、毎朝ヨーグルト食べています。
この器具欲しい!!
うちまるさん
こんにちは^^
ヨーグルティアで作ったヨーグルトと温泉卵。笑
大活躍です。
いつも美味しそうな食べ物をご紹介してくださってありがとうございます。
温かい温泉卵、魅力ですね❣️
くみぽんさん
こんにちは^^
できたての温泉卵。
ふんわり温かく、とろとろで最高です!